プロフィール

河西邦人

Author:河西邦人
札幌学院大学教授。企業経営から地域経営までをカバーする。北海道公益認定等審議会会長、北海道地域雇用戦略会議メンバー、北海道コミュニティビジネス・ソーシャルビジネス協議会会長、江別市、北広島市、夕張市、石狩市、積丹町、ニセコ町等のまちづくりアドバイザー、各種起業講座や経営講座の講師など公的活動を行っている。北海道NPOバンク理事を通じた社会活動にも従事。著書として、『コミュニティ・ビジネスの豊かな展開』(監修)、『NPOが北海道を変えた。』(分担執筆)、『ソーシャルキャピタルの醸成と地域力の向上』(共著)、『ドラマで学ぶ経営学入門』(単著)がある。

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

FC2カウンター

ブロとも申請フォーム

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「どんど晴れ」第3週のあらすじと経営的視点

1 あらすじ
 大女将の加賀美カツノは女将の加賀美環へ朝倉夏美の仲居修行を任せる。長男加賀美伸一の嫁を女将にしたい加賀美環は複雑な心境だ。
 加賀美環は仲居頭の時江へ朝倉夏美をしごくように頼む。歳が近い佳奈以外の仲居は加賀美柾樹の婚約者ということから、遠慮し、朝倉夏美とあまり関わらないような態度を示す。朝倉夏美が佳奈も下宿する「イーハトーブ」に住むことになった。
 旅館で働いた経験がない朝倉夏美は失敗をするが、明るい性格なので前向きに修行へ取り組む。そんな時、大女将の古くからのなじみ客、山本が加賀美屋へやってきた。朝倉夏美が出迎えるものの注意が不足し、山本は転んで怪我をする。 山本の看病を夜通しする女将を見た朝倉夏美は女将のもてなしの心を理解する。
 朝倉夏美は山本が亡き妻との想い出のある八幡平を訪れために、ここへ来たことを知る。いてもたってもいられない朝倉夏美はイーハトーブの住人の力を借りて、山本を八幡平へ連れ出す。そして亡き妻との想い出の地に立った山本は感激し、感謝する。
 この成功で朝倉夏美は自分なりのもてなしの理念を創りあげてしまい、後々に大失敗をしでかすのはまた別の話。

2 経営的視点「サービスの理念」
 自社が追求するサービスの質的到達状況を示すものが理念や哲学です。簡潔に言えば、最高のサービスとは何か、ということです。
 さて、加賀美屋のサービスの理念はどのようなものでしょうか? サービスの理念をもっとも良く理解しているのが、大女将や女将ですから、彼女たちの言動から加賀美屋のサービス理念を見出すことが可能でしょう。
 女将の加賀美環の理念は、顧客が欲しいと思った物や事を顧客の心理的負担を与えないようにしながらより良い形で実現することでしょうか。足の悪い顧客の靴の置き方。怪我をした山本から以前貰った葉書を写真立てに入れる。夜通し、山本に不便さをかけないよう、起きている。そんな理念が示された行動だと思います。
 一方、朝倉夏美は顧客のサプライズを伴った最高の瞬間を提供することに見えます。最高の瞬間を提供するには妥協はしないし、リスクも取る。そんな朝倉夏美のサービス理念は大女将や女将からすると、可能性を感じるものの、不安になることもあるようです。
スポンサーサイト

テーマ : 企業経営 - ジャンル : ビジネス

<< 「どんど晴れ」第4週のあらすじと経営的視点 | ホーム | 「どんど晴れ」第2週のあらすじと経営的視点 >>


コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

 BLOG TOP 


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。