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河西邦人

Author:河西邦人
札幌学院大学教授。企業経営から地域経営までをカバーする。北海道公益認定等審議会会長、北海道地域雇用戦略会議メンバー、北海道コミュニティビジネス・ソーシャルビジネス協議会会長、江別市、北広島市、夕張市、石狩市、積丹町、ニセコ町等のまちづくりアドバイザー、各種起業講座や経営講座の講師など公的活動を行っている。北海道NPOバンク理事を通じた社会活動にも従事。著書として、『コミュニティ・ビジネスの豊かな展開』(監修)、『NPOが北海道を変えた。』(分担執筆)、『ソーシャルキャピタルの醸成と地域力の向上』(共著)、『ドラマで学ぶ経営学入門』(単著)がある。

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「私を旅館に連れてって」第6話のあらすじと経営的視点

1 「料理が出せない」
 板長の篠田が原価の多少高い金目鯛を使いたいといい、女将の高邑倫子はそれを認めるがコスト削減を図らなくてはならず、クリーニング代や酒代を交渉して値引いてもらう。そんな花壱へ篠田の後輩の三浦が花壱を訪ねて来る。三浦はある経営者が乃木坂に出店する新しい料亭「奈可田」の花板として、篠田を迎えたいと伝える。渋る篠田を三浦は仮オープンの1週間だけでもいいから花板をやって欲しいといい、篠田も了承する。
 篠田は休暇ということで1週間の休みを取るが、スナックの絵美から篠田が引き抜かれることを倫子は聞いてしまう。そんな時に限って、食事を楽しみにする客が花壱へ来る。倫子も手伝い、板前見習いの里子も頑張るが、客の評判は悪い。倫子、勅使河原、なぎさは篠田の様子を見に、奈可田へ向かうが、そこで生き生きと働く篠田を目にして、3人は何も言えなかった。
 そんな時に限って女子大のグルメ同好会から10名の予約が入る。倫子は受けるが、自信のない里子はキャンセルして欲しいと言う。自信を喪失している里子へ、倫子は「自分が料理する」といい、倫子の勢いに押された里子は徹夜で料理の仕込みを行う。しかし、夕食の準備はうまくいかない。その状況で篠田が戻ってきて、美味しい料理を出すことに成功する。

2 経営的視点「理想の職場」
 旅館で働く従業員たちは、それぞれ花壱という職場に対する理想は違います。里子はこの花壱で修行し、立派な和食職人になりたいと考えていますから、自分が成長できる職場が理想でしょう。倫子はそれを知ってか知らずか、料理人として自立の道を歩み出せない里子へ、強制的にその機会を与えました。
 一方、篠田にとっては奈可田のように良い食材と立派な厨房がある高級料亭を理想としている訳ではないようです。彼の腕前を必要とするところが理想の職場と考え、花壱へ戻ってきました。
 従業員それぞれの理想の職場は違うので、理想の職場を作り、良い人材を確保しようとする経営者の女将は大変です。自分の持っている理想の仕事や職場をかなえる努力してくれる経営者や組織に対して、従業員は貢献意欲を持ちます。倫子の動機づけが結果として、篠田のような一流板前をも惹きつけたということです。
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テーマ : 企業経営 - ジャンル : ビジネス

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