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河西邦人

Author:河西邦人
札幌学院大学教授。企業経営から地域経営までをカバーする。北海道公益認定等審議会会長、北海道地域雇用戦略会議メンバー、北海道コミュニティビジネス・ソーシャルビジネス協議会会長、江別市、北広島市、夕張市、石狩市、積丹町、ニセコ町等のまちづくりアドバイザー、各種起業講座や経営講座の講師など公的活動を行っている。北海道NPOバンク理事を通じた社会活動にも従事。著書として、『コミュニティ・ビジネスの豊かな展開』(監修)、『NPOが北海道を変えた。』(分担執筆)、『ソーシャルキャピタルの醸成と地域力の向上』(共著)、『ドラマで学ぶ経営学入門』(単著)がある。

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「孤独の賭け」第2話のあらすじと経営的視点

1 「復讐劇の幕は開く」
 乾百子と一夜を共にした千種梯二郎の支援の下、百子はフェリーネの買収を進めた。一方、千種のカジノ計画は、スポンサーである東野恒産の東野会長から、千種の部下高木を娘婿に欲しい、という条件を出される。また乾百子から手を引け、と千種は強く言われた。
 千種の妻、寿都子は宮田という投資家に会って欲しい、と言われる。宮田はアメリカで活動するコンサルタントで、巨大な利権を生むカジノ計画へ加わりたかったのである。千種は宮田をカジノ計画のカードに加えることにした。

2 経営的視点「資金調達」
 ビジネスを行う上で、資金は必要不可欠です。天涯孤独な千種は資産を持たなかったものの、東野会長からの融資によって飲食業で成功し、成り上がっていきました。飲食業、特にバーなど酒を出す店は日銭を生む、うまくやれば収益性の高いビジネスですが、多店舗化しても、カジノのような大規模開発へ投資できるだけの巨額の自己資金は得られなかったのです。
 資金を調達するのであれば、会社を上場して株式市場から資金調達をする、私募債(限定された投資家のみへ販売する債権)で資金調達をする、といった直接金融が考えられます。しかし、千種の手がけているビジネスでは、低い社会的評価もあって上場が難しいと見られ、私募債での資金調達も困難かもしれません。
 そうなると金融機関からの借金という間接金融です。金融機関からの融資は基本的に担保を必要としますから、千種インターナショナルは自社ビルを持つものの、それを担保に数十億円の融資を引き出せても、それ以上の融資を引き出すのは難しいでしょう。 だからこそ、千種にとって資金を投資してくれる東野会長は、非常に大切な金づるです。東野会長が所有する東野恒産は数千億円の資産を持ち、その資産を投資し、利益をあげる投資事業もやっています。千種はその投資案件になっているのです。二人は金という共通の利益によって結びついています。しかし、千種と東野がそれぞれ利益を極大化しようとしたとき、対立が生まれます。この二人の関係はこのドラマの大切な要素になっています。
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テーマ : 企業経営 - ジャンル : ビジネス

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コメント

はじめまして、楽しく拝見させていただきました。
またちょくちょく拝見させていただきます。

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