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河西邦人

Author:河西邦人
札幌学院大学教授。企業経営から地域経営までをカバーする。北海道公益認定等審議会会長、北海道地域雇用戦略会議メンバー、北海道コミュニティビジネス・ソーシャルビジネス協議会会長、江別市、北広島市、夕張市、石狩市、積丹町、ニセコ町等のまちづくりアドバイザー、各種起業講座や経営講座の講師など公的活動を行っている。北海道NPOバンク理事を通じた社会活動にも従事。著書として、『コミュニティ・ビジネスの豊かな展開』(監修)、『NPOが北海道を変えた。』(分担執筆)、『ソーシャルキャピタルの醸成と地域力の向上』(共著)、『ドラマで学ぶ経営学入門』(単著)がある。

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「ホテリアー」第1話のあらすじと経営的視点

1 あらすじ
 創立30周年を迎えた老舗ホテル「東京オーシャンホテル」は経営不振にあえいでいた。そんな状況で、社長の北野幸治郎が倒れる。この機を捉え、かねてから東京オーシャンホテルを買収しようとしていた大日東開発が東京オーシャンホテルの総支配人を引き抜く。
 北野社長の命令で、かつて東京オーシャンホテルの副総支配人を務めながら、顧客の身勝手から責任を取らされ、解雇された後消息不明になっている緒方耕平を小田桐杏子は探すことになった。緒方がソウルにいると聞き、小田桐はソウルへ飛ぶ。小田桐はホテルのレストランで偶然水沢圭吾という人物に出会う。
 小田桐は緒方をやっと探し当てるが、以前の面影は全くなく、廃人のようであった。小田桐は緒方に東京オーシャンホテルへ戻って欲しいと説得するものの、緒方は聞き入れない。そんな中、北野社長が亡くなる。
 失意の内に東京オーシャンホテルへ戻った小田桐は、北野の妻、北野みつ子が社長へ就任し、そして緒方が総支配人へ着任することをしった。緒方は韓国人の友人に説得され、ホテルへ戻ったのである。喜ぶ小田桐の前に水沢が現れ、「あなたに会いに来た」と告げる。

2 経営的視点「ホテル業界の概況」
 ホテル業界の売上は景気回復と共に多少持ち直し、1兆230億円(2004年)の売上高です。日本全国のホテル数は8,500程度。客室総数は65万室程度です。
 しかしながらバウル崩壊と共に都市部の土地の価格が安くなり、外資系ホテルの進出、ビジネスホテルチェーンのビジネスホテルの開業などから、古いホテルの廃業などもあるものの客室増加傾向傾向にあります。そのため、各ホテルでは宿泊単価低下や稼ぎ頭であった宴会部門の減収により、経営的には厳しくなっています。
 観光地のホテルでも景気低迷から国内観光客の低迷、同時多発テロとSARS問題から海外からの観光客の低迷もあり、施設の旧態化から廃業する観光ホテルも多いです。1992年の1兆630億円をピークにその売上規模を超えることはない状況です。

 国内大手のホテルチェーンであったプリンスホテルが、企業グループ統治の問題から経営不振に陥り、2006年には各地にある不採算の多くのホテルを売却しました。
 東京オーシャンホテルはシティホテルというジャンルのホテルで、こうしたホテル業界全体の事業環境悪化に逆らえず、経営業績が悪化していると考えられます。
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テーマ : 企業経営 - ジャンル : ビジネス

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